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新卒1年で無職。自然とともに生きていく道のり。#1

新卒1年で無職。自然とともに生きていく道のり。#1

この記事を書いた人
ひおき いっしん(いっぴん)

幼少期から曽祖父の山を駆け巡り、竹をとる。

大学では農学部

世界一大きい桜島大根の栽培

農業ベンチャーで野菜の卸

福井県で養鶏

大学の時に「農業が好きだ!」と気づいてからは農業一色。学生時代は”農業”と”地域活性”のためのコミュニティ活動にあけくれる。大好きな鹿児島を離れ修行をしていたが5月からは無職になる予定。農を軸としたライフスタイルを模索しながら歩む23歳の挑戦が始まりました。

目次

1|無職男、故郷鹿児島で農業を志す。

2|原体験は竹山

3|農に魅せられた大学時代

5|これからのこと

1|無職男、故郷鹿児島で農業を志す。

「退職させていただきたいです。」

今月、新卒で入らせていただいた会社を退職し、僕は来月から無職になります。

僕は本当に多くのことをこの会社で学ばせてもらいました。社会の厳しさ、ビジネスの難しさ、マナー等々。豆腐メンタル&ポンコツの僕を優しく見守ってくださった皆さんには感謝しかありません。

1年間で多くを学べたこと、確実に成長できたことは確かです。ですが、どこに行って何をしても通用するほどのスキルや技術を習得できたかといえばそうではないと思います。(なんせ僕はポンコツ…)

正直なところ、たった1年で職場をやめてしまうことに不安はあります。それと同時に、大好きな九州に帰って何をしようかというワクワク感があるのも確かです。

何年か後にこの記事を見返したときに「あの時があったから今の自分があるんだ」と自信をもって見返したい。今の気持ちを忘れてはいけないと思ったのでここに書き留めておこうと思います。

感じたこと・学んだこと。

  • 自分の未熟さを知った
  • 今の気持ち(1つの転換点)をわすれちゃいけない

2|原体験は竹山

「自分の畑だ。」

僕は鹿児島で生まれ育ちました。小さいころから両親に連れられてキャンプに行ったり、曽祖父の山でタケノコを掘ったり。小学生の頃は土を触るのが好きで庭にサツマイモやジャガイモを埋めては「自分の畑だ。」と言っていました。

家から帰ってきてその小さな畑の様子を見に行くのが好きだったのを覚えています。

土を触っていると時間を忘れてそれだけに没頭することができました。虫の声、夕日の優しくもあたたかい光、土の少し湿ったにおい。そんなものが子供ながら好きだったのかな。

学んだこと・感じたこと

  • 自分は自然と遊ぶことが好きだ!
  • 小さい時に感じたことで今の自分はできている

3|農に魅せられた大学時代

「小さい頃はよく自分で畑をしていたよね」

高校2年生、進路を決めないといけないとなったとき農学部にいくという選択肢はこれっぽっちもありませんでした。いつしか「自分の畑」は僕から遠ざかっていました。

高校3年生、母の「小さい頃はよく自分で畑をしていたよね」その言葉で昔の自分を思い出しました。自然が好きで、土をいじる時間が好きだった。その時に僕の農ライフが始まりました。

大学では農学部に入るも実習が少ない学科に進んでしまい、農業とは少し距離を置いたところにいました。農業を軸とした活動を何かしたいと思い、当時始めたTwitterで全国の農学生を集めたグループを作りました。

そこではオンラインで農学生が情報を交換したり、時には合宿を企画してオフラインで活動しました。

その後、桜島大根という世界一大きい大根を作っている農家さんの畑を友人と借り、自分たちでも野菜の栽培・販売を行いました。

クラウドファンディング、商品開発、飲食店との取り組み。地域の方に支えられながら様々なことに挑戦させていただけました。学生、社会人、県内外の人が畑を訪れ会話が生まれる。そんな畑を軸としたコミュニティになりました。

学んだこと・感じたこと。

  • 小さい頃の自分は素直に自然を楽しんでいた→原点に戻って考えてみることが大切
  • 農を軸とした人と人とが繋がる”コミュニティ”を作りたかった
    →農の魅力は収穫物だけでなくそれにかかわる段階でも生まれるもの
  • 地域の人の温かさ・大人はかっこいい!
  • 全国には農を愛する同志がたくさんいる!

5|これからのこと

「好きな人に囲まれて農のある暮らしをする」

「それじゃ、次は何をするの?」

そんな声が聞こえてきそうですが、正直、何も決まっていません。「自分は何がしたいのか?」「何をしていかないといけないのか?」「自分に何ができるのか?」…。

ただ1つ決まっていることは故郷鹿児島がある九州に戻るということ。僕は高校生まで「県外の大学に絶対行ってやる」と思っていました。でも、なぜか鹿児島の大学に進学することになり悶々としていました。

そんな僕でしたが大学でいろんな人に会う中で鹿児島が大好きになりました。1年前、就職先を考えたときにこの鹿児島に残るのが僕にとって自然な流れでした。でも、ここで心地よい鹿児島からでることが必要なんじゃないかと思い東京に行きました。

いつか帰ろうと思って出たふるさと。たった1年で帰ってくることになるとは思いませんでしたが戻る決断をしました。「果たして1年前の決断がが正解だったのか?」「今回の決断は正解なのか?」それは誰もはわかりません。

それでも僕は前に進んで行きたい。そう思うんです。

僕には夢があります。「好きな人に囲まれて農のある暮らしをする」ということです。とても抽象的な夢ですがいつか絶対にかなえようと思っています。

そのためには今から何をしていかないといけないのかをこれからじっくりと考えていこうと思っています。今後、自分の考えや、農ある暮らしのヒント、日々の学びなどを皆さんと共有できれば嬉しいです。

皆さんも僕と一緒に「好きな人に囲まれた農ライフ」を実現してみませんか?

学んだこと・感じたこと。

  • 鹿児島、九州が好き!
  • 夢「好きな人に囲まれた農ライフ」を実現したい!
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この記事を書いた人

幼少期から曽祖父の山をかけ巡り、竹をとる。大学の時に「農業が好きだ!」と気づいてからは農業一色。学生時代は”農業”と”地域活性”のためのコミュニティ活動にあけくれる。農を軸としたライフスタイルを模索しながら歩む23歳。

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